スリッカーブラシは種類が多くて、どれを選べばいいか迷いますよね。「犬が嫌がらないかな」というのも気になるところだと思います。
私がサロンで毎日使っているのは、岡野製作所のスリッカーブラシ(ソフトタイプ 中)です。トリマーの専門学校でも使っていて、私が初めて持ったスリッカーブラシでもあります。

この記事では、毎日使っている立場から、良いところ・気になるところ、ソフト・ハード・ネオソフトの違い、初めての1本の選び方をまとめます。
サロンで毎日使っている岡野製作所のスリッカーブラシ
岡野製作所のスリッカーブラシは、サロンで毎日使っている必需品です。短毛種の子以外は、ほぼみんなに使っています。
専門学校で初めて手にしてから、ずっと使い続けているブラシです。
良いところ
毛への引っかかりがやさしい
ソフトタイプは、毛への引っかかりがやさしいと感じています。
使い始めたばかりのころは、力加減やブラシの動かし方がまだわからないので、毛を引っ張りすぎてしまうことがよくあります。それが原因で、犬がブラッシングを嫌がってしまうこともあります。
引っかかりがやさしいソフトタイプなら、慣れないうちでも毛を引っ張りすぎにくく、ブラッシングで不快な思いをさせにくいです。
ブラッシングだけで毛がふわっと立つ
ブラッシングをするだけでも、毛がふわっと立ちます。
抜けた毛が床に落ちにくい
抜けた毛はブラシに絡まるので、床に落ちにくいと感じています。
気になるところ:ピンの曲がり・持ち手のぐらつき
使っていると、ピンが曲がったり、折れたりしてきます。また、持ち手の部分がぐらついてくることもあります。
スリッカーブラシは消耗品です。ピンが曲がったり折れたりしてきたら、買い替えのタイミングです。
サロンでは、応急処置としてそのピンを抜いて使うこともあります。
ソフト・ハード・ネオソフトの違い
ソフトタイプとハードタイプ
岡野製作所のスリッカーブラシには、ソフトタイプとハードタイプがあります。
違いは、ピンのしなりやすさです。ソフトタイプはピンがよくしなり、ハードタイプはしなりにくく、しっかりしています。ピンがよくしなるので、毛への引っかかりもやさしく感じます。
見分け方はかんたんで、ソフトタイプはピンの土台がグレー、ハードタイプは赤です。
サロンでは、2つを使い分けています。絡まりがあるときはハードタイプを使います。
箱のデザインも似ているので、購入するときはソフトかハードかをよく見て選んでくださいね。
ネオソフト
ソフトタイプとは別に、「ネオソフト」というシリーズもあります。メーカーの説明では、ピンの先が丸く加工されていて、被毛にやさしくブラッシングできる作りです。
私はネオソフトを使ったことはありません。ただ、ピンの先が丸いので、これから初めてブラシを買う方の候補になると思います。
サイズ
- ソフトタイプ:ミニ・小・中
- ハードタイプ:小・中
- ネオソフト:ミニ・S・M
私は「中」サイズを使っています。特別な理由があるわけではなく、いちばんスタンダードなサイズだと思います。ペットショップや雑貨店で見かけるスリッカーブラシも、中サイズが多い気がします。家で使うのも、中サイズで十分だと思います。
初めての1本はソフトタイプで十分
毎日のブラッシングでほどくのは、軽くほつれている程度の絡まりがほとんどです。これからブラッシングに挑戦しようと思っている方は、こまめにブラシをするつもりで選ぶはずなので、ハードタイプでなくても大丈夫です。
初めての1本は、毛への引っかかりがやさしいソフトタイプがおすすめです。ピンの先が丸いネオソフトも候補になります。
嫌がられない持ち方:鉛筆持ちで、まず自分の腕で試す
「スリッカーブラシをすると犬が嫌がる」と悩んでいる方は、ブラシを持つ手を見てみてください。
ブラシの柄をぎゅっと力を込めて握っているなら、力が強すぎている可能性が高いかもしれません。
ブラッシングに、力はほとんどいりません。鉛筆を持つように、軽く手を添えるだけで大丈夫です。
使い始める前に、一度自分の腕に当てて動かしてみてください。痛くない力加減や、皮膚への当たり方を確かめられます。
表面だけでなく、毛をかき分けて根元までブラシをかけることも大切です。毛玉ができやすい場所や、家でほどける毛玉の見分け方は、犬の毛玉がひどいときの記事で詳しく書いています。
スリッカーブラシを使う犬・使わない犬
- 使う:トイプードル、シーズーなど、毛が伸びる子
- 使う:柴犬やコーギー(毛の中に抜け毛がたまりやすいため)
- 使わない:短毛種の子(ラバーブラシを使っています)
まとめ
- 岡野製作所のスリッカーブラシ(ソフトタイプ 中)は、専門学校から使い続けているブラシ
- ソフトはグレー、ハードは赤。絡まりがあるときはハードを使い分け
- 初めての1本はソフトタイプで十分。ピン先が丸いネオソフトも候補
- ピンが曲がったり折れたりしてきたら買い替え
- 柄はぎゅっと握らず、鉛筆持ちで軽く。まず自分の腕で試す
スリッカーブラシ選びに迷ったら、参考にしてみてください。
