散歩のマナーって、きちんとできているか少し不安で…
必要な道具を揃えることと、マナーを守ることは大切ですもんね。飼い主さん一人一人が意識することで、安心して犬と一緒に出かけられる場所が増えて、みんなが暮らしやすい社会につながっていくと思っています。今回はしっかりお散歩に必要なグッズを確認していきましょう。
散歩グッズを揃えることは、愛犬を安全に守る準備であり、同時にマナーを守るための準備でもあります。一人一人が意識して取り組むことが、犬と人がより共存しやすい社会につながります。今回は現役トリマーおかきも使っている基本のお散歩グッズと季節別に必要なアイテムをまとめてご紹介します。
お散歩グッズを揃えることが愛犬の安全につながる
散歩は犬にとって運動・刺激・ストレス発散と健康にかかわる大切な時間です。でも準備が不十分だと、急なトラブルに対応できないことも。
「あのとき持っていれば…」と後悔しないために、お散歩前に必要なグッズを揃えておくことが大切です。
私も愛犬のシーズーと散歩するときは、季節やお散歩時間に合わせてバッグの中身を変えています。
犬のお散歩に必要な基本グッズ
① 首輪(迷子札は必ずつける)
散歩中はハーネスにリードをつけるスタイルがメインですが、首輪も必ず一緒につけておくことをおすすめします。
ハーネスでも、体がスポッと抜けてしまうこともありますし、リードとハーネスが何らかの理由で外れてしまう場合があります。そのときに首輪がついていればもう一つの安全対策になるのです。
また、首輪には必ず迷子札をつけましょう。マイクロチップという選択肢もありますが、読み取りには専用機器が必要で、犬を飼っていない方はその存在を知らないこともあります。首輪の迷子札なら、保護してくれた方がすぐに連絡をしてくれるはずです。
見つかるまでの時間が短くなれば、犬にとっても飼い主にとっても不安な時間が少なくなりますよね。
② ハーネス
お散歩のメインはハーネスにリードをつけるスタイルがおすすめです。首輪にリードをつけると、引っ張った際に首や気管に大きな負担がかかります。
特に引っ張り癖がある犬では、気管虚脱やヘルニアなどに繋がりかねないためハーネスは必須アイテムです。
③ リード(伸縮リードはおすすめしない)
伸縮リードって便利そうだけど、どうですか?
コントロールのしやすさを考えると、普通のリードの方が安全です。伸縮リードはリスクがあるので私はおすすめしていません。
リードは伸縮しない普通のタイプをおすすめします。伸縮リード(フレキシブルリード)はロックが急に外れて犬が道路に飛び出してしまう事故や、リードが伸びた状態で他の犬に近づきすぎてトラブルになるリスクがあります。コントロールしやすい普通のリードの方が、とっさのときに安全に対応できます。
④ トイレ用の水(ペットボトル)
飲み水とは別に、おしっこを流すための水入りペットボトルも必ず持っていきましょう。
特に都心や住宅街での散歩では、おしっこをそのまま放置するのはマナー違反です。草むらや土の上でしたときは水をたっぷりかけるだけで大丈夫ですが、道路やコンクリートの上では水でしっかり流すことが必要です。
⑤ 小さく切ったトイレシーツ
おしっこをトイレシーツで吸い取ってから水をかけ、さらにシーツで拭くとより丁寧に処理できます。シーツはあらかじめ小さくカットしておくのがおすすめです。散歩中のおしっこは少量を数回に分けてすることも多いので、小さいサイズの方が使いやすく、かさばりにくいのでお散歩バックにも余裕で入ります。
水で流すだけじゃダメなんですか?
水だけだとおしっこをただ広げてしまうだけなんです。特におしっこの量が多いときはシーツで吸い取ってから水をかけましょう!
⑥ うんち袋
うんち袋はマナーとして必須。消臭機能付きの袋を使うとお散歩中、臭いが気になることはありません。
おしっこを吸い取ったトイレシーツの処理にも使います。
⑦ トリーツ(おやつ)
散歩中のトレーニングや気持ちの切り替えにトリーツは活躍します。落ち着いて散歩ができてる瞬間にご褒美として与えたり、苦手な音がしたときの気分転換として与えたりします。
そんな大切なお散歩道中の瞬間にすぐ取り出して与えられる工夫もしておくとさらに良いです!たとえば、小粒なトリーツを選んだり、あらかじめ小さくして食べやすくしておいたり、トリーツ専用のポーチを用意し取り出しやすいところにつけたりすると、お散歩の流れを止めずにスムーズです。
⑧ 反射材やライトのアイテム(夜散歩の場合)
朝夕や夜に散歩する場合は、反射材やライトつきのアイテムを使うと車から見えやすくなり安全です。暗い時間帯の散歩には必ず準備しておきましょう。
季節・天気別に便利なお散歩グッズ
基本グッズに加えて、季節や天気によって持ち物を変えると快適さと安全性がぐっと上がります。
春のお散歩
- 虫よけスプレー:ノミ・マダニが活発になりだす3月頃からの使用がおすすめ
- 薄手のウェア:朝夕はまだ肌寒いことも。小型犬や短毛種は体が冷えやすいので一枚持っておくと安心
春は暖かくなりノミ・マダニが活動し始める季節です。忘れず虫よけ対策を始めましょう。
夏のお散歩
- 携帯ウォーターボトル:こまめな水分補給が必須。片手で水をあげられるタイプが便利
- 虫よけスプレー:涼しさを求めて自然が多い場所に行くなら必ずのノミ・マダニ対策として使用しましょう
- 冷感バンダナ・ネッククーラー:首に巻くだけで体温を下げる効果があります
- 冷感・UVカットタイプのウェア:熱中症、紫外線対策になります
- 犬用靴・靴下:肉球の火傷を防げます
夏は熱中症と火傷に要注意です。散歩は基本的に早朝か日が暮れて数時間後にしましょう。地面に手を当てて熱くなければOKのサインです。昼間のお散歩の場合はアスファルトの場所は避け、木陰がたくさんある土や草むらを選びましょう。
秋のお散歩
- 虫よけスプレー:9〜10月はまだノミ・マダニが活動しています。油断しないで
- 薄手のウェア:朝夕の気温差が大きくなります。寒そうにしていると気づいたとき、着せれるように準備を
秋はドングリやキノコなど、犬が拾い食いしやすいものが地面に落ちています。散歩中は足元にも注意しましょう。
冬のお散歩
- 防寒ウェア:小型犬・短毛種は体が冷えやすく低体温のリスクも。犬に合わせて散歩の時間を短めにする必要もあるでしょう
- 犬用靴・靴下:凍結路面や融雪剤が多い地域では肉球への刺激を防げます
冬は防寒と肉球のケアが大切です。寒さに強い犬種もいますが、小型犬や短毛種は特に注意が必要です。
雨の日のお散歩
雨の日は散歩しない方がいいですか?
小雨程度なら行ってあげても大丈夫!準備をしっかりすれば犬も快適に過ごせますよ。
- 犬用レインコート:体が濡れるのを防ぎ、帰宅後のケアがぐっと楽になります
- 滑り止めつきの靴:濡れた路面は滑りやすくなります。肉球の保護にも役立ちます
帰宅後はなるべく早く毛を乾かせるようにしっかりタオルドライして、ドライヤーを使いましょう。濡れたまま放置すると、体が冷え体調をくず可能性と、皮膚が乾燥して皮膚トラブルにつながるリスクが高まります。
散歩バッグに入れておくと便利なもの
お散歩バッグにまとめて入れておくと、準備が楽になります。
- ウェットティッシュ・ティッシュ:うんちを処理しているときに手が汚れることもあります。また犬の足や顔周りなど気になる汚れた部分をさっと拭き取れるので便利です。
- ワクチン接種証明書:ドッグランやワンちゃん同伴の施設で必要になることが多いです
私は散歩バッグにワクチン証明書を常に入れています。お出かけ先で「持ってくれば良かった!」と後悔しないための忘れ物防止対策です。
まとめ
毎日の散歩をより安全で快適にするために、まずは基本のグッズを揃えることから始めてみてください。
- 首輪(迷子札つき)
- ハーネス
- リード(伸縮しないタイプ)
- トイレ用ペットボトル+小さく切ったトイレシーツ
- うんち袋
- トリーツ
- 反射材やライト(夜散歩用)
愛犬との散歩タイムが、毎日の楽しみになりますように。他の記事もぜひ読んでみてください。