「Zan(斬)の爪切りが気になるけれど、本当にいいのかな」「犬の爪でもちゃんと切れる?」
口コミを調べているのは、愛犬に嫌な思いをさせたくないからではないでしょうか。
私はトリマーとして働き始めてから10年以上、サロンでずっとZanのギロチンタイプを使っています。この記事では、犬の爪を仕事で毎日切っている立場から、正直な口コミをお伝えします。
結論から言うと、使い続けている理由は切れ味です。ただし、どんなに良い爪切りでも切れ味は落ちていくので、自分のお店では4〜6か月ごとに買い替えています。
Zan(斬)はどんな爪切り?
東大阪の工具メーカー「廣田工具製作所」が作っている、ペット用の爪切りです。穴に爪を通して持ち手を握ると刃が下りてくる、ギロチンタイプです。
刃には高級特殊炭素鋼が使われていて、ネジをドライバーで回すと切れ味を調節できる作りになっています。
サイズは小型犬・中型犬用と大型犬用の2種類です。愛犬の体格に合うほうを選んでください。
なお、Zanにはギロチンタイプのほかにピコックタイプもあります。巻きやすい爪や狼爪(ろうそう)を切るときは、ピコックタイプのほうが切りやすいです。
狼爪は、前足の内側などにある、地面に着かない爪です。歩いても削れないので伸びやすく、気づいたら長くなっていることがあります。
サロンでZanを使い続けている理由
理由はシンプルで、切れ味に満足していることと、長く使って手に慣れていることの2つです。
切れ味がいいぶん、軽い力で切れて、切るときの衝撃も少ないです。この「衝撃が少ない」ことは、わんちゃんにとって大きなメリットだと感じています。
足先はデリケートで、お手入れのときに嫌がりやすい場所です。だからこそ、不快感をできるだけ減らせる、衝撃の少ない切れ味のいい爪切りを選んでほしいです。
反対に、切れ味が落ちると刃で切るのではなく、押しつぶすように切る状態になります。押しつぶして切ると犬の不快感が大きくなり、爪切りを嫌がる原因にもつながります。
使っていて気になる点は?
正直に言うと、長年使っていて気になる点は特にありません。
あえて挙げるなら、切れ味は永遠には続かないということです。これはZanに限らず、どの爪切りも同じです。
ほかのトリマーさんの口コミ
Yahoo!ショッピングのレビューに、トリマー歴40年以上と書かれている方の口コミがありました。いろいろな爪切りを使ってきた中で、Zanが一番気に入っているそうです。
爪に入れる角度さえ間違わなければ面白いくらいにスッときれます。
出典:Yahoo!ショッピング「斬 Zan」商品レビュー(2023年2月22日投稿)
(中略)
但し、消耗品ですので適時、買い替えをオススメします。
犬にも負担がかからない、という評価もされていました。切れ味の良さと、消耗品なので買い替えが必要という点は、私の実感とまったく同じです。
サロンでは4〜6か月ごとに買い替えている
Zanはネジで切れ味を調節できる作りですが、私はネジを調整したことはありません。切れ味が落ちてきたら、新しいものに替えています。
自分のお店では使う回数が多いので、4〜6か月ごとに買い替えています。使う頭数や爪切りの状態によって、時期には幅があります。
ご家庭では使う回数がずっと少ないので、期間で決める必要はありません。切るときに力が要るようになった、切る音が大きくなった。このどちらかを感じたら替えどきです。
爪切りの替えどきや、黒い爪をどこまで切るかは、黒い爪の切り方の記事でも詳しく紹介しています。
切ったあとは爪やすりで角をならす
爪を切ったあとは、切り口の角を爪やすりでならしています。
おすすめは、やすりの面が湾曲しているタイプです。爪の丸みに沿うので爪が逃げにくく、まっすぐなやすりより削りやすいです。
私が使っているのは、日理のサファイヤ爪やすり(ペット用)です。やすり面が湾曲しています。
やすりまでしっかりそろえたい方には、小型犬・中型犬用のZanとサファイヤ爪やすりのセットを販売しているお店もあります。まとめて買うなら、こちらが便利です。
また、爪やすりも消耗品です。削るのに力が要るようになった、削るのに時間がかかるようになったと感じたら、買い替えてください。
まとめ|切れ味で選ぶならZan
Zanは、サロンで10年以上使い続けている爪切りです。選んでいる理由は、軽い力で切れて衝撃が少ない切れ味と使い慣れていることです。足先はデリケートな場所なので、わんちゃんの不快感を減らせる爪切りを選んでください。
ただし切れ味はいずれ落ちるので、力が要る・音が大きいと感じたら買い替えましょう。切ったあとの切り口がきになるなら、爪やすりで角をならすのがおすすめです。
