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ペット用酸素室がもたらす犬猫への効果|デメリットも徹底解説【完全ガイド】

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  • 酸素室がいるかもしれないと獣医師に言われた
  • 退院後のケアに使用するか検討している
  • ペットに酸素室が必要なケアなのか知りたい

と思っていませんか?

ペット用酸素室は、ペット(犬・猫)が呼吸器疾患や心臓疾患などで息苦しそうなときに使用します。

必要な酸素を十分に吸える環境を整えてあげることで、ペットの健康維持・回復の手助けができるアイテムがペット用酸素室なのです。

自宅で酸素室を使うケアを「在宅酸素療法」と言います。

ともかお

呼吸が苦しいペットにとっては酸素室は欠かせないアイテムであり、昔よりはるかに長生きをするようになった犬・猫のペットの間では広く普及していますよ。

酸素室を使うとペットにとってうれしい効果がある反面、デメリットや注意点も当然あります。

そこで今回は、ペット用酸素室の効果、デメリットを徹底解説します。

また、実際に酸素室を使用した飼い主の口コミも紹介するので購入・レンタルの参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ペット用酸素室が犬・猫に与える効果
  • メリット・デメリット
  • 実際に使用した人の口コミ

ペット用酸素室の効果

ペット用酸素室は、酸素療法として使われ、犬猫の健康管理をしやすくする重要なケアアイテムです。

酸素室を使用することにより、犬猫の様々な健康問題に対処でき、その効果は多岐にわたります。

以下の3つの効果が期待できます。

  • 呼吸器疾患などの呼吸の快適さを向上させる
  • 急性疾患や外傷の回復の手助けができる
  • ストレスの軽減と治療の選択肢の拡大

では、ペット用酸素室の効果を詳しく解説します。

呼吸器疾患などの呼吸の快適さを向上させる

酸素室は、慢性呼吸器疾患や急性の呼吸器疾患などの呼吸の苦しさを緩和し、快適に過ごしやすくする治療法のひとつです。

酸素室を利用する疾患例

  • チアノーゼ
  • 肺水腫
  • 肺炎
  • 気管虚脱
  • 喘息
  • 心不全
  • 腎不全
  • 心臓の病気

血液中の酸素が不足すると呼吸が苦しくなります。

酸素室を利用して、ペットが適切な酸素濃度で吸入することで酸素供給が増加し、酸素不足からくる苦しみを軽減できます。

そして、ペットは快適に呼吸し、ストレスを軽減することも可能です。

急性疾患や外傷の回復の手助けができる

ペットが外傷を負ったり手術を受けたりした場合、酸素室は回復の手助けをしてくれます。

酸素を身体に多く取り込むことで組織への酸素供給を増加させ、傷や手術箇所の修復を助け、炎症を軽減します。

よって、回復が早くなり、ペットの外傷や手術後の痛み・不快感を短くしてあげられます。

ともかお

痛そうにするペットを心配する飼い主さんの気持ちも、酸素室を使うことで少しは軽くなるでしょう。

ストレスの軽減と治療の選択肢の拡大

通院や入院治療はペットにとってストレスの要因となりますが、自宅で酸素療法を受けることで、ストレスを軽減できます。

また、酸素室を使うことで治療の選択肢が増え、ペットへより良い選択をすることが可能です。

ペットの性格や病状に合わせて選んであげることができることは、ペットが感じるストレスを軽減するために必要不可欠です。

ともかお

病院と自宅の距離が遠かったり、人見知りが激しいく家族以外の人には怖がったりする場合は、自宅で酸素室を使った方が、ストレスは軽減できますよ。

ペット用酸素室(在宅酸素療法)のメリット

自宅でペット用酸素室を利用して治療をすることを、在宅酸素療法と言います。

病院にもある酸素室を自宅で用意することのメリットは、以下の3つあります。

  • 犬猫の病院に対するストレスをなくすことができる
  • 入院治療より低コストでできる
  • いつでも呼吸のサポートができる

では、詳しく解説していきますね。

犬猫の病院に対するストレスをなくすことができる

呼吸が苦しくなったとき酸素室が必要な病気であるときに、病院で入院して集中的に酸素室の中で治療をします。

ですが、治療を開始して容態が安定し意識がはっきりしてくると、病院にいることがストレスに感じ、入院治療が合わないペットの子がいます。

入院治療が合わないの状態

  • 食事を食べない
  • ずっと緊張状態が続き疲れが出ている
  • 興奮してペットに触れることが困難になりしたい治療ができない

このような状態のペットの場合は獣医師からも在宅酸素療法としてペット用酸素室を推奨されるケースが多いです。

ともかお

どんな病気でも言えますが、ストレスを軽減させることで、より治療の効果がでやすくなりますよね。

入院治療より低コストでできる

入院治療となると、入院費と酸素室の利用料、投薬費用、検査費用など様々な費用が請求されます。

緊急時には病院で入院治療は必要なことですが、容態が安定してきた場合は入院させるより、自宅で酸素室を使用するほうが低コストにできるのです。

病院やペットの種類・大きさで費用は変わりますが、入院費と酸素室利用料の2項目だけでも1日5,000~10,000円程度はかかります。

ペット用酸素室をレンタルした場合、小型ケージで1ヶ月20,000円程度です。

ちなみに購入の場合は、100,000円以上はかかります。

レンタルは入院するよりはるかに低コストだとわかると思います。

ともかお

購入すると高額に感じますが、長期使用する疾患の場合は入院するより低コストになりますよ。

いつでも呼吸のサポートができる

自宅にペット用酸素室があることで、ペットの呼吸が苦しくなったら最短で呼吸のサポートが可能になります。

舌が紫色になる「チアノーゼ」を起こしている場合は酸素が足りていないので、早急の酸素吸入が必要ですので、自宅ですぐに呼吸のサポートができるのが酸素室を自宅に置くメリットです。

自宅にあれば、病院に駆けつけるまでの応急処置はもちろん、入院治療後の症状のぶり返しに備えられます。

ペット用酸素室(在宅酸素療法)のデメリット

ペット用酸素室を自宅に置くことのメリットはもちろんありますが、デメリットも存在します。

以下の3つがデメリットとして考えられます。

  • 酸素室は対処療法であって病気を治すわけではない
  • 高濃度の酸素によって病状が悪化することがある
  • 購入・レンタル費用と置くスペースの確保が必要

では、詳しく解説していきます。

酸素室は対処療法であって病気を治すわけではない

酸素室はペットの呼吸をしやすくする、足りていない酸素を補給する対処療法です。

呼吸が苦しくなる原因の病気を治すものではありません。

ともかお

病気の治療は病院に行き獣医さんにしてもらい、自宅ではペットが過ごしやすい環境にするために酸素室を使うようにしましょう。

高濃度の酸素によって病状が悪化することがある

酸素が足りない身体に酸素を届けるための酸素室ですが、高濃度の酸素を吸入することで病状が悪化することがあります。

高濃度の酸素を吸入しすぎて起こる「CO2ナルコーシス」になり、意識を失い呼吸が止まってしまうのです。

呼吸による身体の換気ができない重度の肺水腫や肺炎などの場合は、高濃度の酸素吸入を急にすると注意が必要です。

ともかお

自宅で酸素室の導入を考えたら、まず獣医さんに相談してから検討をしましょう。

購入・レンタル費用と置くスペースの確保が必要

自宅に酸素室を導入するなら、避けては通れない費用面とスペース問題!

費用面を考えると入院治療するより、自宅で使うペット用酸素室のほうが低コストにはなります。

よりコストを抑えたい場合はレンタル、長期で使用することがわかっている場合は購入がおすすめです。

ともかお

購入すると100,000円以上はしますので、酸素室は慎重に選びたいですよね。初めての場合使い方も心配だと思います。そのため購入を検討している人も、最初だけレンタルを利用するのが一番おすすめな方法だと思います。

また、酸素室を置くスペースが必要なので、家具の配置を見直したり、片づけてスペースを空ける必要があります。

酸素室の置き場所は注意点がたくさんあり、限られた場所になるためよく確認しておきましょう。

酸素室の設置な場所の条件

  • 直射日光が当たらない場所
  • エアコンの風や窓からの風が当たらない場所
  • 機器の10cm以内に物を置かないようにする など

自宅でペット用酸素室を使うためには注意点を知っておかなければなりません。以下の記事で詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてください。

自宅で実際に使用した飼い主の口コミ

まずは使ってよかった口コミです。

ともかお

早く借りればよかったということは、酸素室を使ったことで猫ちゃんの様子が良い方向に向かったということですよね。

購入やレンタル前に心配の声が多かったのが酸素室の音の大きさ。

ともかお

想像よりも音が大きくてびっくりするようです。慣れない音や大きな音がストレスになる場合もあるので、いきなり酸素室に入れずに遠くから音を聞かせてあげる時間を取った方がよさそうですね。

ちなみにペット用酸素室を実際に使った飼い主からの体験談を聞き、酸素室を使う前から練習する様子もありました。

ともかお

サークルに入る習慣がない場合などは、酸素室と同じくらいのスペースを確保して落ち着ける場所であることをペットに伝えるのが良いでしょう。

ともかお

酸素濃度の管理が難しい場合もあるようです。酸素室によって酸素濃度の管理方法は異なります。

以下の記事の「ペット用酸素室の使用するときの注意点」に酸素濃度の管理方法を紹介していますのでご覧ください。

まとめ

酸素室の使用は注意点を守れば、ペットの健康に大きく貢献できます。

怖がりなペットは練習をすれば、落ち着いて過ごせる場所になるので、少しでも呼吸をしやすく過ごしやすい環境を作ってあげたいと思うのであれば酸素室の使用をおすすめします。

少しでもペット酸素室の使用に対する不安が解消してもらえればうれしいです。

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