毎年やってくる花粉の季節。
この時期になると、愛犬の肌トラブルに悩んでいませんか?
花粉症で辛そうな愛犬のために、できる限りの対策をしてあげたいんだけど…
人の花粉症対策があるように、犬にも犬のための花粉症対策あるよ!
え?ほんと?
6つも花粉症対策があるから、できるものからやってみて!
この記事でわかること
- 犬の花粉症の症状
- 犬の花粉症対策
- 花粉症かも?と思ったらまずやる行動
犬の花粉症の症状
犬にも人と同じく花粉症があります。
花粉症の症状は様々で犬によって症状が違います。
花粉症による犬に現れる症状
- 体をかゆがる
- 皮膚に発疹ができる
- 頻繁に体のあちこちを舐める
- 目の周りの皮膚が赤い
- 目をかゆがる
- 目やにが増える
- くしゃみ・鼻水が出る
- 咳をする
人の花粉症と出る症状はよく似ています。
しかし、くしゃみや鼻水の症状が人では一般的なのに比べ、犬の場合は体のかゆみ、皮膚に症状が出る場合が多いです。
うちの愛犬、急にかゆがりだしたと思ったら、タイミングよく花粉のニュースをしてたわ
花粉が体についっちゃたのね・・・
花粉症の愛犬に飼い主ができる6つの花粉対策
愛犬を花粉から守ってあげるのは飼い主しかいません。
しっかりと花粉対策を徹底して、かわいい愛犬の健康を維持しましょう!
飼い主が愛犬のためにできる花粉対策6選を紹介します。
花粉が多い日・多い時間帯を避けて散歩
花粉が多い日や、多い時間帯は散歩を控えましょう。
花粉が多いとき
- 雨が降った翌日の晴れの日
- 風が強い日
- 最高気温が高い日
- 湿度が低い日
気温が上がってくる昼頃は花粉がすごく舞いやすいです。
また、気温が下がってくる夕方は舞った花粉が地面に落ちてくるため花粉が付きやすい時間帯です。
散歩のおすすめ時間は、午前10時まで!
人の行動が少ない時間帯の朝は、花粉の影響が少なくなります。
みんなが出勤しだす前の早朝がよさそうね
早朝の散歩は気持ちがいいよね~
散歩は服を着せていく
花粉が肌につかないように、散歩のときには服を着せましょう。
かゆみなどの症状は、皮膚に花粉がつくことでアレルギー反応として現れるからです。
全身をしっかりと包める服はありませんが、花粉のつく部分を減らせるためかゆみの範囲を減らせる効果が期待できます。
犬用の服は、基本的に上半身を覆う服が多いですが、後ろ足もついている服もあります。
できるだけ花粉が肌につかないようにと考えるなら、後ろ足がついている服がおすすめです。
散歩から帰ったら、服はすぐに脱がせ洗濯をしましょう。
外出後はブラッシングやボディタオルで花粉を落とす
散歩から帰った後は、玄関先でブラッシングやボディタオルで体についた花粉を落としましょう。
ボディタオルは市販の体の拭き取り用シート、あるいは濡らしたタオルのことです。
手足、背中だけでなく、おなかや顔回りなども忘れないように、全身くまなくブラッシングやボディタオルの拭き取りで花粉を取り除きましょう。
もちろん、飼い主の服にも花粉はついているので玄関先で花粉は落とし、家の中に持ち込まないようにしてくださいね。
愛犬のブラッシングに夢中になって、自分についた花粉忘れちゃいそう
絶対忘れないで!家に花粉を入れないこと!
シャンプーで花粉を洗い流す
花粉が多い時期だけいつもよりシャンプーの回数を増やし、こまめに花粉を洗い流してあげましょう。
シャンプーをすると、かゆみの原因の花粉をしっかりと洗い流せるからです。
ただし、犬の皮膚は毎日シャンプーできないくらいデリケートなので洗いすぎも良くありません。
そのため、以下のシャンプー時の約束を守ってシャンプーをしてあげましょう。
頻繁シャンプーをする場合の約束
リンスがいらない低刺激シャンプーを使う
シャンプー後は必ず保湿
信頼できる動物病院の先生かトリマーさんにシャンプーの間隔を相談する
リンスは成分上、肌に残ります。花粉で弱っている肌には刺激となる可能性があるのでリンスがいらないシャンプーを使いましょう。
また、シャンプー後は皮脂が洗い流されて皮膚バリアが弱い状態になるので、必ず保湿をして肌を守る必要があります。
そして、シャンプーの間隔は信頼できる動物病院の先生か、トリマーさんに犬の皮膚の状態を見てもらって、シャンプーの間隔を相談してください。
良かれと思ってたくさんシャンプーしすぎるとかえって皮膚トラブルを悪化させてしまうので、プロにアドバイスをもらっていると安心してシャンプーができます。
保湿のスキンケアをして皮膚バリアを整える
日々のスキンケアに保湿を取り入れ、皮膚バリアを整えましょう。
皮膚バリアが弱まると花粉などのアレルゲンに反応しやすくなるからです。
アレルゲンに反応しやすくなるのは、肌の脂質であるセラミドが減少しているから。
そのため、セラミドが配合された保湿剤で日々のスキンケアでするのも、花粉症対策になります。
保湿は花粉の時期だけのケアではないのね!
保湿は花粉以外の肌トラブルの予防にもなるのよ
腸内環境を整える
腸内環境を整えて花粉に負けない体づくりをしましょう。
人では、腸内環境を整えると花粉症改善になるといわれており、犬も腸内環境を整えて免疫力を上げるとアレルゲンに負けない体へと改善できることが期待できるからです。
腸内環境が悪いと、免疫力が落ちて皮膚トラブルにつながるケースが多くあります。
最近では、腸内環境を整えることが様々な病気の予防となると注目を浴びています。
乳酸菌配合のフードや乳酸菌のサプリメントなど腸内環境を整えるための商品が数多くありますので長期的に花粉に負けない体づくりをしていきましょう。
まずは動物病院へ受診しましょう
いつもと様子が違うと思ったら自己判断で対処せず、まずは動物病院へ受診しましょう。
時期的に花粉症の症状かもと思っても、他の原因で症状が出ているかもしれないからです。
ノミやダニがついてかゆがっているかもしれないし、どこかで目に傷をつけてしまったから目やにが出てるかも・・・。
しっかりと動物病院の先生に診断してもらい、花粉症の診断が出たら今回紹介した花粉症対策を実践してくださいね。
原因が花粉だけとは限らないもんね
今後の症状に対するケアについてもしっかり聞けるから、安心できるよ
犬の花粉症対策まとめ
犬の花粉症対策まとめ
- 花粉が多い日・多い時間帯を避けて散歩をする
- 散歩は服を着せていく
- 外出後はブラッシングやボディタオルで花粉を落とす
- 保湿のスキンケアをして皮膚バリアを弱くしない
- 腸内環境を整え、花粉に負けない体づくりをする
花粉症対策をしっかりして、花粉の時期を乗り切りましょう。