子供のおもちゃって気づいたらすごく増えてませんか?
おじいちゃん、おばあちゃんからなんでもない日にもらったおもちゃ、お菓子のおまけについてくるおもちゃ、正直たくさんあっても遊びきれないですよね。
私は部屋中おもちゃでいっぱいでだと、イライラしちゃうんですよね。
そこで子供におもちゃの断捨離をさせてみようと思ったわけです。
こんな人におすすめの記事です
- おもちゃがあふれすぎてるから断捨離したい
- おもちゃの片づけを子供に上手にさせたい
- おもちゃの数を減らしてすっきりとさせて遊びやすくしたい
今回は私の子供におもちゃの断捨離をさせてみて、失敗したこと、成功させた方法を交えながら、おもちゃの断捨離について紹介します。
子供のおもちゃの断捨離は子供にさせる
子供のおもちゃは大人が勝手に断捨離せず、子供に断捨離をさせましょう。
子供のおもちゃは、子供の所有物だからです。
大人から見たら、遊んでないおもちゃは不要物に見えますよね。
しかし、価値観は人それぞれ!
今は遊んでいないおもちゃでも、昔たくさん遊んだから大切なおもちゃと思っているかもしれませんよ。
大人が勝手に判断して子供のおもちゃを断捨離するのはやめておきましょう。
子供のおもちゃを勝手に捨てると悪影響になること
大人の判断で子供のおもちゃを勝手に捨ててしまうと、親子の信頼関係が悪くなったり、将来の性格に悪影響を及ぼす可能性があります。
自分の物、おもちゃを勝手に捨てられた子供は以下のようになるでしょう。
- 子供の心が傷つく
- 物が行方不明になったときに人のせいにするようになる
- 物を捨てることが苦手になる
勝手に捨てたものが、子供にとっては大好きで大切にしていた宝物だったかもしれません。
大人でも、大切にしていたものを勝手に捨てられたら傷つきますよね。
子供も同じように傷つきます。
また、勝手におもちゃを捨てられた経験があると、「なくなった=親が捨てた」と将来なる可能性が高いでしょう。
人を疑いやすくなると、信頼関係が築きにくく親子関係以外にも大人になったときに人間関係で悪影響を及ぼす可能性があります。
そして、物を捨てられると物を収集する癖がついたり、物を捨てることが苦手になります。
将来、汚部屋になる危険性があるでしょう。
断捨離の意味を子供に説明してから始める
どうしておもちゃを断捨離する必要があるのか、意味を子供に説明してから断捨離を始めましょう。
急にいらないものはここに持ってきてと言っても、大好きなおもちゃを手放すはずがないからです。
おもちゃの断捨離説明例
自分のおもちゃが本当に大切か確認しようか!
片づけると自分が本当に必要なものがわかるし、やりたいことが見つかるよ。
お気に入りのおもちゃばかりになると、今より遊びやすくなるおもちゃが喜ぶよ。
「捨てる」ことに注目させないのがポイントです!
5歳の子供も納得して断捨離できた方法は「寄付・リサイクルの選択肢」
5歳児の我が子が、納得して簡単におもちゃを断捨離できた方法は「寄付・リサイクルする選択肢」を教えたことです。
初めておもちゃの断捨離をさせたときは、「いる」「捨てる」「保留」で分けさせてみましたが、どれも大切で捨てたくはないとおもちゃの数はほとんど変わらずでした。
捨てるとおもちゃが「かわいそう」と思うようです。
そこで、遊んでないおもちゃを寄付やリサイクルする選択肢を教えました。
私が寄付先に選んだのが先進国の子供たち。
小さなおもちゃも、かわいいシールも(*^^*)
— NPO法人ワールドギフト★再利用・寄付活動 (@worldgift_) April 2, 2023
高価な物でなくても、捨ててしまうにはもったいない!
いろんな「モッタイナイ!」が日本には溢れています。
ゼロにする事はもちろんできませんが、せめて捨てる事に嫌な気持ちを感じる物は再利用して欲しい。
#もったいない #捨てたくない #手放せない pic.twitter.com/aouEYWEkwo
SNSに投稿してある、おもちゃや洋服をもらってうれしそうな写真を実際に見せ、次のことを伝えました。
子供に伝えた寄付について
- 世界にはおもちゃが買えない子もいること
- 遊び終わったおもちゃが、また他の場所で大切に遊んでもらえること
- おもちゃを譲ることで喜んでくれる相手がいること
すると「これもういっぱい遊んだからあげる」「これあげたら喜ぶかも」と、どんどん自分から進んで選ぶようになったのです。
子供の純粋なやさしさを利用したような気もしなくはないですが、我が子は納得しておもちゃを断捨離しているためおもちゃへの罪悪感なく断捨離できた様子でした。
大きいおもちゃから小さいおもちゃまで断捨離できたので我が家のおもちゃコーナーはすっきりしました。
おすすめのおもちゃの寄付・リサイクル先はどこ?
おもちゃの寄付先・リサイクル先はどこがおすすめか紹介します。
寄付は寄付できるおもちゃの指定等があったり、送料で費用がかかることがありますので気をつけましょう。
リサイクルショップではおもちゃを売ることができます。
もしかしたら、高額で買い取ってくれるお宝が家にあるかもしれませんよ。
子供がおもちゃを分け終わった後に、大人がおもちゃの行先を決めてあげるといいでしょう。
おもちゃの寄付先
ワールドギフトでは発展途上国の支援、貧困支援におもちゃが使われます。
お菓子についてきた小さなおもちゃから、少し汚れや傷がついたおもちゃでも再利用してくれます。
段ボールに詰めて申し込みをすると、運送の人が自宅まで集荷してくれます。
段ボールの大きさや運送の会社によって寄付金が変わります。
実績はSNSやラインでおもちゃが届いてうれしそうな写真つきで報告があるので、寄付ができていることを確認できます。
私はワールドギフトへおもちゃや小さくなった子供服を実際に寄付しました。
利用後にありがとうのプラカードを持った子供たちの写真が送られてきたので、子供に見せると喜んでくれた!と嬉しそうでしたよ。
いいことシップでは、日本国内から世界におもちゃを寄付できます。
おもちゃは国内外で再販したり一部寄付したりして、送った段ボール1箱につき100円をいいことシップが設定した寄付先に寄付してくれます。
段ボールに詰めて寄付先を自分で選び、事前連絡不要で運送会社に持っていくだけです。
費用は段ボールを送る送料のみ。
寄付された実績が頻繁にHPで紹介してあるため、安心して寄付できます。
KIFUcocoでは、寄付先が選べ日本国内から世界へおもちゃの寄付ができます。
寄付されたおもちゃは再販され、売り上げの一部が支援する団体へ寄付されます。
費用は段ボールを送る送料のみです。
事前連絡は不要なので、自分のタイミングで段ボールに詰めて運送会社にもっていくだけで寄付できます。
寄付実績の報告も頻繁にHPに投稿されているので、安心感があります。
おもちゃのリサイクル先
【ブックオフ】公式宅配買取サービスブックオフでは、本だけではなくおもちゃの買取サービスもしています。
集荷、送料・手数料が無料で利用できます。
集荷から1週間ほどで値段が付いた買い取り商品の入金が、手数料無料で指定された口座に振込まれる仕組みです。
LEGOブロック、ボードゲーム、シルバニア、プリキュア、着せ替え人形、戦隊もの、 仮面ライダー、プラレールなどのおもちゃを買取してくれます。
ぬいぐるみやキーホルダーなどは買取不可なので、おもちゃの選別が必要です。
ホビーオフはおもちゃ専門の買取・販売をしています。
店頭買取・出張買取・オファー買取など様々な方法で買い取りがされています。
箱がないおもちゃも買い取りしてくれるので、売りに行きやすいでしょう。
ただし、オファー買取の場合、取り扱っていない品物、買取NGの物は着払いで返却されますので注意が必要です。
子供とおもちゃの断捨離のやり方
では、実際のおもちゃの断捨離のやり方を紹介します。
持っているおもちゃをすべて出す
持っているおもちゃをすべて出してから断捨離を始めましょう。
どんなおもちゃをどれだけ持っているのか把握できるようになります。
たくさんおもちゃがあると、当然存在を忘れていたなんておもちゃも出てきますよ。
遊ぶ・捨てる・あげるに分けてもらう
箱や大きな袋を用意し、子供に「遊ぶ」「捨てる」「人にあげる」とに分けてもらいましょう。
おもちゃが目の前にあると、遊びだして断捨離から離脱することがよくありますが「このおもちゃはどうする?」と声をかけながら少しずつ進めましょう。
長時間すると子供も飽きてきますので、ゆっくり気長に進めるのがコツです。
迷うおもちゃは無理に手放させない
子供がおもちゃを残すか迷っているなら、無理に手放さないでいいことを伝えましょう。
迷うことは、今の自分にいるかもしれないと考えているはずです。
迷ったら1度は「遊ぶ」箱に入れてあげましょう。
その時その時で必要なおもちゃは変わってきます。
迷っている今はそのおもちゃが必要な時期なのかもと手放さない選択も必要です。
また次回、おもちゃの断捨離をするときまで取っておきましょう。
【まとめ】子供のおもちゃを断捨離したい!
おもちゃの断捨離は子供にしてもらいましょう。
子供の優しい心に寄付の選択はとても響くようです。
「捨てる」選択も大切ですが、物を大切にする「寄付」の選択はすごく断捨離しやすい方法ではないでしょうか。
ぜひ、子供のおもちゃの断捨離で悩んでいる方は参考にしてみてください。