犬のクレートはどんな時に必要なのかイマイチわからない、別にいらないのかもしれないと思っていませんか？
犬はもともと広い場所より、狭い場所のほうを好み、安心できる動物です。
狭い空間はクレートは犬にとって安心できる場所として用意でき、私たち人と一緒に生活するうえで必要なアイテムなのです。
今回は、いらないと考える理由も理解し、クレートの必要性、具体的なクレートの使い方を紹介します。
犬のクレートとは？
犬のクレートは、犬が安心して過ごせるように設計された、持ち運び可能なハウスです。
プラスチックや布製など、様々な素材で作られており、通院や旅行、災害時など、様々な場面で活躍します。
クレートは愛犬に必要である
クレートは、犬の移動を安全に行うだけでなく、しつけにも役立ち、1頭に1つは用意したい必要なアイテムです。
適切なクレートトレーニングを行うことで、クレートの中を快適な場所と認識し、安心して過ごせるようになります。
犬のクレートはいらないと考える理由は？
犬のクレートは、移動時や災害時の安全確保、しつけなど、様々なメリットがある一方で、「いらない」と考える方もいます。
その考えに至る理由は以下の3つが考えられます。
- 犬にストレスがかかる
- しつけ方法の多様性
- 可哀想だと感じる
犬にストレスがかかる
クレートや狭い空間に閉じ込められることに慣れていない場合、ストレスに感じる犬もいます。
犬の性格に長時間クレートに入れられると、不安や孤独感を覚え、心理的な負担になる可能性があります。
しつけ方法の多様性
クレートを使わなくても、他のしつけ方法で同様の効果を得られると考える人もいます。
例えば、サークルを使用したり、他のコミュニケーションを取ることで、留守番のしつけや、落ち着いて待つ、移動できることができる場合があるからです。
可哀想だと感じる
犬を狭い空間に閉じ込めることは、動物の自由を奪う行為だと考える人もいます。
慣れていないクレートに入ることで、出たがったり、必要以上に吠えたりするため、可哀想だと感じるのです。
クレートを使う場面はいつ？
クレートは、犬の移動を安全に行うだけでなく、しつけにも役立ちますが、具体的に使う場面を紹介します。
具体的な以下の４つの場面が考えられます。
より、クレートの必要性がわかりますよ。
移動するとき
愛犬とのお出かけは楽しい時間ですが、車で自由にしていると移動中に思わぬハプニングが起こることもあります。
車の運転を妨げに繋がり、飼い主の不注意による事故にもなりかねません。
クレートは、愛犬に安全安心な空間を与えることができ、万が一の事故の際にも愛犬を守ることができます。
特に高速道路や長距離の移動では、愛犬の安全のためにクレートの使用がおすすめです。
また、電車や新幹線、タクシーなどの公共交通機関の乗り物には基本的にクレートの中にいないといけません。
急にクレートに入れ、長時間の移動となると犬にとってかなりストレスがかかるので、もしもの時のために慣れさせておくのがおすすめです。
寝るとき
クレートは、愛犬にとって安心できる場所になるため、寝るときに使えます。
子犬の時期にクレートの中で寝る習慣をつけることで、いたずら防止にもなりますよ。
また、クレートの中で眠ることで、休息をしっかりと取ることができ、ストレスの軽減にも繋がり生活の質をあげることができます。
留守番をさせるとき
1時間程度の短時間の留守番であれば、犬がいたずらをしてしまうのを防ぐために、クレートを利用することもできます。
クレートの中で過ごすことで、愛犬は落ち着いて待つことができ、部屋の中を自由に動き回ってしまい、誤飲や誤食、いたずら、脱走といった思わぬ事故を起こしてしまうリスクを減らせます。
災害のとき
地震や台風など、災害が発生した際には、迅速な避難が求められます。
クレートに入れておけば、愛犬を安全かつ迅速に避難させることができ、迷子になるリスクも減らすことができるのです。
避難所でも、クレートは愛犬の落ち着く場所となり、ストレスを軽減する役割を果たします。
まとめ
クレートを使うことで、愛犬の落ち着ける場所をつくってあげられ、移動や留守番、災害時にも役立ちます。
最悪なトラブルを避けるために、クレートは必要です。
ゆっくりクレートの中に入る練習をして、必要な時のために準備しておきましょう。